日本フイルターの強み
『ワイドなファインテクノロジー』 ―最先端技術分野から環境保全まで―
日本フイルターは、あらゆる産業の生産工程における化学薬液、水などの精密ろ過を行うフィルター技術と、
半導体・電子部品・プリント基板などの最先端技術分野の生産を支える純水・高度純水の製造、
排水のリサイクリングなどの水処理技術を合わせた「ワイドなファインテクノロジー」を展開しています。
日本フイルター 3つの技術的特長
―『精密ろ過』『純水・水リサイクル』『排水処理』―
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FIELD
01
『精密ろ過』技術の特長
オールプラスチック製、すべて自社生産
透明なポリスルホン(PSU)や、耐強酸性に優れるポリフッ化ビニリデン(PVDF)など、さまざまな材質をラインアップし、
お客様が必要とされる「耐薬品性」「耐熱性」などの幅広いリクエストに対し、最適なろ過機とフィルターをご提案します。
日本フイルターの生産設備は、1,050tの型締力をもつ大型射出成形機や、特殊な樹脂溶着を可能とする熱処理装置などを完備し、
どのような材質でも安定した品質を実現しています。 -
FIELD
02
『純水・水リサイクル』技術の特長汚濁排水からも、清澄な「純水」をつくる
純水は、半導体や電子部品の洗浄に欠かせません。日本フイルターの水リサイクルの特長は、膜処理やイオン交換技術を
組み合わせることで、汚れた排水からでも60~90%の回収率で水の再利用を可能にすることです。
自社内には仕様設計専門の技術コンサルティング部門と、水質分析・処理実験を行う米沢テクニカルセンターを整備しており、
お客様の生産工程におけるさまざまな課題に、ひとつひとつ丁寧にお応えしています。 -
FIELD
03
『排水処理』技術の特長凝集沈殿処理の一歩先へ、マイクロフロー
従来の凝集沈殿処理に替わる新技術として、チューブラー膜を用いた膜処理装置「マイクロフロー」を自社開発し、販売しています。
孔径2μmの精密ろ過膜で処理することにより、放流水質が格段に安定するとともに、排水設備のスペースや処理時間も大幅に削減。
さらに、お客様の生産工程の調査や、最適な排水リサイクルのための分析も行います。
単なる水質分析に留まらず、排水量を最小化するための工程全体の改善をご提案できるのが日本フイルターの強みです。
日本フイルター 3つの強み
―『挑戦』『技術』『誠実』―
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挑戦
他社に無いものを創ることが出発点創業以来、一貫してこだわり続けているのは独自性です。常に「他社にないものを創る」ことが開発の出発点。
その結果、表面処理における精密ろ過の市場では長年にわたって70%以上のシェアを獲得しています。
また、イオン交換技術を用いた水リサイクルシステムや、精密ろ過膜による排水処理の確立など、技術イノベーションをもたらす
「挑戦」を重ねてきました。新しい技術、新しい製品を求めて「挑戦」し続けること。それは、トップシェアを保つためにも不可欠です。
5GやIoT、電気自動車など、新しい時代が到来するとともに、お客様のめっき工程で必要とされる技術も製品も、日々変化します。
そのような技術トレンドや環境規制の動向などに対しアンテナを高くしながら、私たちは「不断の挑戦」を止めることはありません。 -
技術
一貫した設計思想が高い品質を担保する理念としての独自性は、さまざまな技術的強みを創出します。日本フイルターは、それまでの汎用プラスチック製のろ過機に加えて、
高機能なエンジニアリングプラスチック製のろ過機を市場に投入した日本初のメーカーであり、あらゆるめっき工程をカバーする
豊富な材質バリエーションを、自社の射出成形機で生産する国内唯一のメーカーです。
このような長年の技術的な蓄積が、工程全体にわたる改善提案や、顕在化していないニーズに応える新たな技術開発を支えています。設計から製造、アフターフォローまで。すべてを自社で手掛けているのも日本フイルターならでは。水処理のスペシャリストである
技術コンサルティング部門をはじめ、お客様の排水の調査・分析を自社でスピーディに行う米沢テクニカルセンターなど、
日本フイルターの精緻な設計思想は、営業から技術、生産部門まで、すべてのスタッフに浸透しています。 -
誠実
顧客のベストパートナー、職場のベストパートナー日本フイルターを支えているのは、高機能な製品とともに、お客様の困りごとや課題に真摯に向き合う「誠実さ」とも言えます。
めっき処理ではさまざまな薬品が使用されるため、想定外の事態が起こるケースも少なくありません。そのような際も、
日本フイルターのスタッフはお客様の目線で、人間味のある対応を心がけています。決して馴れ合いにはならず、
健全な信頼関係を醸成して、「顧客のベストパートナー」を目指す。「規模は小さくても一流企業であること」が、
リーディングカンパニーとしての矜持です。この行動指針は、社内でも変わりません。社員の良心を信じることを前提に、メンバーシップ型で業務を遂行しています。
すべての部門がワンフロア、互いの顔が見える職場で、風通し良くチームで仕事をすること。
それぞれが「職場のベストパートナー」という、誠実な信頼関係を構築可能にする組織力も大きな強みです。